ニキーチン積み木|お家でできる知育グッズ
ご覧頂きありがとうございます。
こちらのブログでは「お家でできる3才までの知育」をテーマに、年齢・月齢にあわせた親の関わり方や知育の遊び(おもちゃ・知育玩具・ワーク・ドリル)などをご紹介しています。
今回は
「ニキーチンの積み木」
についてご紹介します。
「ニキーチンの積み木」とは
「ニキーチンの積み木」とは、ニキーチン教育の提唱者であるボーリス・パブロヴィッチ・ニキーチンさん(1916〜1999)が考案された積み木のことです。
ニキーチンの積み木は幼児教室でも人気の教材の1つです。
ニキーチンの積み木にはいくつか種類があります。「模様づくり」「ユニキューブ」「レンガ積み」「みんなの積み木」が日本の幼児教室でも勧められています。
あくまで個人的な肌感覚になりますが、「模様づくり」を取り入れている教室やご家庭が多いと感じています。
発案者のニキーチンさんははロシアの教育学者です。ご夫人と共に「遊びを通して創造力を身につけること」を目的に、様々な遊び方や用具を考案されています。
ニキーチンの積み木の使い方・遊び方
今回は小さなお子さんも取り組みやすい「模様づくり」についてご紹介します。
模様づくりの遊び方
わが家でも手作りした「模様づくり」の積み木の一部がこちらです。
ごく普通の積み木とは異なることが分かると思います。
このカラフルな積み木を組み合わせることで、様々な模様を作り上げることが出来ます。
「模様づくり」は見本となるカードとセットで遊びます。
カードにはこの積み木で作れる"模様"が描かれています。カードを見本としてカードのとおりにキューブを並べていくことで、立体感覚や方向感覚が養われます。
パズルをするような感覚で、見本のカードと同じ模様を作っていきます。
基本的には上記の遊び方になりますが、カラフルな積み木で想像力を働かせてオリジナルの模様を作って遊ぶのも良いと思います。
ニキーチンの積み木で得られる効果
ニキーチンの積み木で得られる効果は
- 空間認識能力が育つ
- 問題解決力が育つ
です。
ニキーチン夫妻は「新しいものを生み出す力」「自分で考えて解決方法を導き出す力」を育てることを目的として、教育法を確立していきました。
七人のお子さんたちは皆さん優秀な人物に育ったそうです。
ニキーチンの積み木のデメリット
ニキーチンの教育方針を理解せずに積み木だけを与えてしまうと、「ニキーチンの積み木」の本来の力が発揮されません。
例えば、「これはこうする」などとやり方を教えて遊ばせるのはNGです。そうではなく子供が主体的に自分から遊ぶのを尊重してあげてください。先回りして与えたり手助けしすぎずに、子供をただただ見守ることを大切にしてみてください。
ニキーチンの積み木に取り組むときのポイント
ニキーチンの積み木に取り組むときのポイントは
- 大人が教えすぎない。
- 大人が手を出しすぎない。
です。
遊び方を教えてそれを子どもにやらせる事は簡単です。
しかしニキーチンさんは『それならいっそのことしないほうがいい』とまでおっしゃっています。
大人側から見るとついつい「こうするんだよ」と手や口を出したくなってしまいますが、教えすぎずとにかく見守ることを心がけてみてください。
まとめ
今回は「ニキーチンの積み木」についてご紹介しました。
積み木はご家庭でも取り入れやすいおもちゃの1つです。
ニキーチンの積み木は購入することもできますし、木のキューブがあれば手作りで色づけすることも可能です。(私も数日にわけてゆっくり手作りしました)
何か少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。